卓上精密スクリュープレス機 MCPシリーズ

弊社で設計製造している精密スクリュープレス機です。(※写真はデモ機です)

サーボモーター駆動により、ストローク長さや動作速度・タイミングを数値で設定できます。そのため、精密小物試作や高難易度塑性加工実験といった先端技術開発の現場で求められる柔軟な操作性と適性を有しています。
また、組立用装置としても活用できます。

国内外の工学系大学やメーカーの研究開発部門への納品実績多数。

加圧力、オープンハイトと最大動作速度、ストローク長さ、搭載金型サイズ等ご指定いただいた仕様に基づき設計を行い、ご承認をいただいた後に製造に取り掛かります。

※仕様範囲は下記を参照してください。
※特殊仕様、応相談

本体外形寸法(写真の場合)

X=520mm
Y=380mm
Z=1228mm

本体重量(写真の場合)

約 500Kg

仕様範囲

加圧力/最大加工速度

MCPシリーズ速度加圧力早見表を参照してください

搭載金型サイズ

X,Y=300mm以下で設定

オープンハイト

100~200mmの範囲で設定

制御

タッチパネルシーケンサ

回転数表示

モニターにモーションや加減速設定に応じた回転数(rpm)を表示
連続運転時1分あたりの出来高が分かります

モニター言語

日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、表示の切り替えに対応可

安全装置

手前側
光線式安全器(労働基準監督署認定)
アクリル扉付き

後側
アクリル扉(マグネットキャッチセンサ付き)

操作ボックス

両手押しボタン、非常停止ボタンに加え、ダイヤル操作でプレス機スライドやロールフィーダーを操作するJOGダイヤルも標準装備しております。
(※JOGピッチは1mm~0.001mmの間でボタン切り替え可能)

最大ストローク長さ

標準仕様で最大40mmまで
※数値で0.001mm単位で指定
※特殊仕様、応相談

機内ライト

左右フレーム内側に各1個計2個設置

振動加工モーション

上下動の繰り返しモーション加工が出来ます。

オプション例

自社製小型NCロールフィーダ、エアーエジェクト、重量作業台(キャスター付き)

加圧力表示

負荷によるサーボモーター電流変化を換算のため表示値は参考程度

エアーエジェクト

指定されたストローク位置でエアーを噴出させます。
複数個使用可能。(写真は3個使用)

警告灯

プレス機の動作状況をお知らせします。
赤点滅:電源
黄点灯:寸動/一工程
緑点灯:連続運転
緑点滅:停止、加工完了
赤点滅:総合異常

安全装置:ISO13849-1 カテゴリ3以上準拠

ISO13849-1:1999 におけるカテゴリ要求事項対応 
後側はアクリル扉に非接触セーフ ティドアセンサ
または型式検定合格光線式安全器(労働基準監督署認定)

※ISO13849-1:1999におけるカテゴリ要求事項

カテゴリ要求事項の概要制御システムの動作 
 B制御システムや保護装置の安全関連部は想定される外敵影響に耐えられるよう、適切な規格にしたがって設計、構成、選定及び組立がなされること
※MCPシリーズ標準仕様
故障時、安全機能は失われる
 1・カテゴリBの要件を満たすこと
・充分吟味された高い信頼性を示す部品を使用し、安全原則に従うこと
故障発生時、安全機能は失われるが、その発生確率はカテゴリBより低い 
 2・カテゴリBの要件を満たし、安全原則に従うこと
・安全機能が機械の制御システムにより適切な間隔でチェックされること 
チェックの間隔で故障が発生した場合、安全機能は失われる。
安全機能が失われていることがチェックにより検出される 
3・カテゴリBの要件を満たし、安全原則に従うこと
・安全関連部は以下の方針に従って設計されること
①単一故障により安全機能が喪失しないこと
②できる限り単一故障が検出できること 
単一故障が発生した場合でも安全機能は常に維持される
全ての故障が検出されるわけではない
検出されなかった故障が蓄積された場合、安全機能は失われる 
4・カテゴリBの要件を満たし、安全原則に従うこと
・安全関連部は以下の方針に従って設計されること
①単一故障により安全機能が喪失しないこと
②次の安全機能が動作するとき、またはそれ以前に単一故障が検出できること。それが不可能な場合、故障が蓄積しても安全機能は喪失しないこと
単一故障が発生した場合でも安全機能は常に維持される
安全機能が失われないよう、安全機能が機能する前に故障が検出される 

デモ動画(youtube)


 

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