微細研の卓上精密プレス機と金型について
弊社製の卓上精密プレス機は、ユーザー様の必要とされる機能、製作したい製品の形状などを伺い、展開図を含めた金型レイアウトを熟練技術者を交えてコンサルティングした上で最適化された仕様を定めた上で設計製造を行います。
また同時に、弊社では精密プレス加工を行うために不可欠な特殊精密金型も設計製造いたします。
プレス機と金型の両方を一貫して設計製造する。このシステムにより、ユーザー様の用途に最適化され、長期間の安定した作業を提供しております。
このような特徴を有する弊社製プレス機は、社外秘の高難易度実験も含めた先端技術開発に携わる大手精密メーカーの研究部門、高難易度塑性加工実験を行う国内外の大学や研究機関、ミクロン台の精度を要求される精密小物製品の量産メーカーからご愛顧いただいております。
0.01mm単位でのスライド位置の変動による結果を確認したい、金型内のカス上がりを対策したい、新製品の試作や小ロット生産の歩留まりを向上させたい。何より熟練技術者不在の現場でも安心安全にプレス作業を行いたい。
精密プレス加工に付き物の課題や悩みを抱えた方は、まずはお気軽に弊社担当者までご相談ください。
それが、ユーザー様に最適化されたプレス加工環境を確立する第一歩となります。
微細加工研究所製プレス機のチャート

MCPシリーズは卓上精密スクリュープレス機、DHCシリーズは卓上高速クランクプレス機です。
微細加工研究所製プレス機 関連用語集
弊社製プレス機に関連する用語集を作成いたしました。
導入をご検討される方は、ご一読ください。
スクリュープレス機
機体上部に設置したモーターがボールネジ(=スクリュー)を正転・逆転させることでスライドを上下動させるプレス機。駆動にサーボモーターを使用した場合はスライドの上下幅の調整や動作速度の変更または一時停止などの動作設定を任意に設定できるため、最適な動作設定を探る必要がある試作や塑性加工実験などに適する。
クランクプレス機
機体後部に設置したモーターがクランク軸を回転させ、その運動をスライドを上下させる動作に変換させるプレス機。構造上、スライド上下幅(=ストローク長さ)がクランク軸の中心軸と偏心軸の差の分の値に固定される(微細研製DHCシリーズは15mmと20mm)ものの、モーターの回転方向が一方向なため連続運転時のモーターの負担が軽い。そのため量産目的での高速運転に適する。
スクリュータイプはストローク長さのどの位置でも同じ加圧力を有するが、クランクタイプは、下死点近くで加圧力能力を有し、下死点より手前では加圧力が減少する。
サーボモーター
運転速度の変更や急停止などの動作を電子的に制御するモーター。微細加工研究所製プレス機の動作は、サーボモーターの使用が前提となっている。
ボルスター
プレス機の、金型の下型を乗せる部分。一般的な大型機ではプレス機構造のフレームにボルスターを乗せる部分をベットと呼ぶ。卓上機ではベットとボルスターが一体となっていることが多い。
なお、動力とベットを有するものを機械、いずれかがないものは器械と呼称する。
スライド
プレス機で、金型の上側を取り付け上下動する部分。なお、このスライドが1分間に上下動する回数をSPM (=strokes per minute)と呼称する。クランクプレス機の場合はRPM (=rotations per minute、回転毎分)とも呼称される。
JOGダイヤル
プレス機操作ボックスに標準装備しているダイヤル。これを回転させることで、スライドやロールフィーダーを手動で動作する。金型を取り付けストローク長さを調整する際や、試作時及び実験時において使用される。(なお金型搭載時に寸動動作でスライドを下降させると金型破損などの事故を招く可能性がある)
モーションプログラム
微細加工研究所製プレス機は動作をプログラム化できる。動作はスライド位置や速度の指示を一行ごとに設定できる。
オープンハイト
スクリュープレス機のスライドを構造上最大限に上昇させたときの、スライド下面とボルスターとの上下スペース。金型を実際に取り付けてのプレス加工では、このスペースが作業性と効率の双方で重要視される。
ダイハイト
主にクランクタイプのようにストローク長さが固定されている場合に使用される仕様。スライド位置を最大高さにし下死点に移動したときのボルスターとスライドの高さ。クランクプレス機で使用する金型の高さ寸法の最大値ともなる。
スライド位置アジャスト
DHCシリーズに搭載しているスライド位置を調整する機構。この機構により、クランクプレス機で使用できる金型高さ寸法には融通が利く。
卓上精密プレス機の安全機構
弊社製卓上プレス機「MCPシリーズ」にはISO13849-1:1999におけるカテゴリ3以上の要求事項に対応するオプションをご用意しております。
その他にも標準装備やオプションで、プレス災害を構造的に予防する安全機構を取り揃えております。
そのため、プレス作業経験者が不在の環境でも安全にご使用いただけます。
