卓上精密プレス機

微細研の卓上精密プレス機と金型について

「プレス機」「プレス加工」と聞いて、「危険」という言葉を連想されるという傾向は今も変わりません。
事実、今日に至ってもなおプレス災害は後を絶ちません。労働基準監督署からの目も大変に厳しいです。

精密な作業を行うための専門的なノウハウや経験値も必要で、それを新人作業員に習得させる時間的コストや人件費も余分にかかる。
それゆえに、プレス機導入によるメリットを承知の上で敬遠される企業様も多いのではないでしょうか。

微細加工研究所は、作業者のプレス加工の熟練度を問わず、安心と安全、そして誰でも確実に望んだ精密小物加工を実現するための卓上プレス機と金型を提供しております。
また同時に、弊社では精密プレス加工を行うために不可欠な特殊精密金型も設計製造いたします。
プレス機と金型の両方を一貫して設計製造する。このシステムにより、ユーザー様の用途に最適化され、長期間の安定した作業を提供しております。

0.01mm単位でのスライド位置の変動による結果を確認したい、金型内のカス上がりを対策したい、新製品の試作や小ロット生産の歩留まりを向上させたい、動作のわずかな誤差がワークの不良や破断に繋がる繊細な加工の歩留まり率を上げたい、何より熟練技術者不在の現場でも安心安全にプレス作業を行いたい。
生産技術開発や高難易度の研究に付き物の課題や悩みを抱えた方は、まずはお気軽に弊社担当者までご相談ください。
それが、ユーザー様に最適化された加工環境を確立する第一歩となります。

微細加工研究所製プレス機のチャート

MCPシリーズは卓上精密スクリュープレス機、DHCシリーズは卓上高速クランクプレス機です。

コスト比較

評価項目卓上精密サーボプレス機 (微細研製品)同クラスの油圧プレス備考
初期導入費用× 高い〇 安いサーボは制御系が高額
電気代(電気料金)〇 非常に安い(動作時の電力消費のみ)× 高い500rpmの高速域では差が顕著
保守・メンテナンス費〇 非常に安い(グリスアップのみ)× 高い(オイル交換、油漏れ修理)油圧は経年での維持費がかさむ(中古品は更に不安要素あり)
金型・品質コスト〇 安い(高精度で金型が長持ち)△ やや高い(熱変位による影響あり)歩留まりに直結
環境・その他〇 クリーンルーム設置可、スペース小✕ 作動油の臭い、スペース大設置環境の維持コスト

弊社製品の導入は初期導入費用こそ大きいですが、電気代とメンテナンス費と金型・品質コストの差額により、短期間に投資の回収は充分に可能です。

微細加工研究所製プレス機 関連用語集

弊社製プレス機に関連する用語集を作成いたしました。
導入をご検討される方は、ご一読ください。

スクリュープレス機

機体上部に設置したモーターがボールネジ(=スクリュー)を正転・逆転させることでスライドを上下動させるプレス機。駆動にサーボモーターを使用した場合はスライドの上下幅の調整や動作速度の変更または一時停止などの動作設定を任意に設定できるため、最適な動作設定を探る必要がある試作や塑性加工実験などに適する。
微細研製プレス機では、MCPシリーズ、SSS-01、超小型精密プレスユニットが該当する。

クランクプレス機

機体後部に設置したモーターがクランク軸を回転させ、その運動をスライドを上下させる動作に変換させるプレス機。
微細研製プレス機ではDHCシリーズが該当する。
構造上、スライド上下幅(=ストローク長さ)がクランク軸の中心軸と偏心軸の差の分の値に固定される(微細研製DHCシリーズは15mmと20mm)ものの、モーターの回転方向が一方向なため連続運転時のモーターの負担が軽い。そのため量産目的での高速運転に適する。
スクリュータイプはストローク長さのどの位置でも同じ加圧力を有するが、クランクタイプは、下死点近くで加圧力能力を有し、下死点より手前では加圧力が減少する。

サーボモーター

運転速度の変更や急停止などの動作を電子的に制御するモーター。微細加工研究所製プレス機の動作は、サーボモーターの使用が前提となっている。

ボルスター

プレス機の、金型の下型を乗せる部分。一般的な大型機ではプレス機構造のフレームにボルスターを乗せる部分をベットと呼ぶ。卓上機ではベットとボルスターが一体となっていることが多い。
なお、動力とベットを有するものを機械、いずれかがないものは器械と呼称する。

スライド

プレス機で、金型の上側を取り付け上下動する部分。なお、このスライドが1分間に上下動する回数をSPM (=strokes per minute)と呼称する。クランクプレス機の場合はRPM (=rotations per minute、回転毎分)とも呼称される。

JOGダイヤル

プレス機操作ボックスに標準装備しているダイヤル。これを回転させることで、スライドやロールフィーダーを手動で動作する。金型を取り付けストローク長さを調整する際や、試作時及び実験時において使用される。(なお金型搭載時に寸動動作でスライドを下降させると金型破損などの事故を招く可能性がある)

モーションプログラム

微細加工研究所製プレス機は動作をプログラム化できる。動作はスライド位置や速度の指示を一行ごとに設定できる。

オープンハイト

スクリュープレス機のスライドを構造上最大限に上昇させたときの、スライド下面とボルスターとの上下スペース。金型を実際に取り付けてのプレス加工では、このスペースが作業性と効率の双方で重要視される。

ダイハイト

主にクランクタイプのようにストローク長さが固定されている場合に使用される仕様。スライド位置を最大高さにし下死点に移動したときのボルスターとスライドの高さ。クランクプレス機で使用する金型の高さ寸法の最大値ともなる。

スライド位置アジャスト

DHCシリーズに搭載しているスライド位置を調整する機構。この機構により、クランクプレス機で使用できる金型高さ寸法には融通が利く。

卓上精密プレス機の安全機構

弊社製卓上プレス機「MCPシリーズ」にはISO13849-1:1999におけるカテゴリ3以上の要求事項に対応するオプションをご用意しております。
その他にも標準装備やオプションで、プレス災害を構造的に予防する安全機構を取り揃えております。
そのため、プレス作業経験者が不在の環境でも安全にご使用いただけます。

微細加工研究所製 卓上精密プレス機ラインナップ

【カスタマイズ機種】卓上精密スクリュープレス機「MCPシリーズ」

カスタマイズ機種卓上精密高速クランクプレス機「DHCシリーズ」

【既製品機種】超小型精密プレスユニット

【既製品機種】軽作業用卓上サーボスクリュープレス機「SSS-01」

卓上プレス機オプション

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